趣味が合う人がいない…そんな50代・60代のSNS活用法
なぜ「趣味が合う人がいない」と感じるのか?
「昔は話せたのに…」共通話題の減少
50代・60代になると、「昔は周りとよく話していた趣味の話が、今はまったく通じない…」と感じる場面が増えてきます。
たとえば、若い頃は同世代の友人たちと野球や昭和歌謡の話で盛り上がった。職場の昼休みにも「昨晩のドラマ」「演歌歌手のコンサート」の話題で花が咲いた──。しかし今、仕事を離れたり、子育てが終わったりすると、話し相手の数も話題の一致率も減っていくのが現実です。
さらにSNSやスマホアプリでは、若い世代が好むトレンドが中心。アニメ・K-POP・YouTuberなど、世代間の“話題ギャップ”が大きくなると、「何を話せばいいのかわからない」「自分の趣味なんて古くさいだけ」と引け目を感じてしまう方も少なくありません。
実際、中高年向けアンケートでは、**「昔は趣味の話で盛り上がれた相手がいたのに、今はそれができない」と答えた人が78%**という結果も出ています。
中高年の孤独感は、物理的な“誰もいない”だけでなく、「話が合う人がいない」という心理的な孤立からも生まれているのです。
年代特有の趣味が周囲に通じない理由
中高年世代には、その時代を生きたからこそ好きになった“特有の趣味”があります。
- 昭和・平成のヒットソング
- NHK大河ドラマや時代劇
- ハガキでの文通、短歌、俳句
- 鉄道模型、アナログカメラ、登山
- 団塊世代カルチャー(60〜70年代のフォーク、演劇、クラシック映画 など)
しかし、こうした趣味は今の20代・30代にとってはほとんど触れたことのない世界です。SNSでつながろうとしても、「その話、知らないな…」とスルーされてしまったり、写真を投稿してもリアクションがなかったり。共感が得られないことで、「自分の趣味はマイナーなのか」「話す価値もないのか」とさえ思ってしまうこともあります。
実際、50代以上のSNSユーザーの中には、**「何気なく投稿した昭和の話題に誰も反応がなく、寂しさを感じた」**という声が数多く寄せられています。
これは趣味が悪いわけでも、合わないわけでもありません。ただ、**“共通の話題を共有できる人が見つけにくいだけ”**なのです。
趣味は時代背景や経験と深く結びついているからこそ、同じ価値観を持つ人と出会えれば、自然と話がはずみ、無理のない関係が築けるのです。
家族や同僚とは“違う感性”の壁
さらに難しいのは、身近な人ほど趣味を共有しづらいという現実です。
たとえば夫婦であっても、
- 「自分の趣味を話すと、つまらなそうな顔をされる」
- 「趣味に時間を使うと冷たい態度を取られる」
- 「昔から価値観が違うから、何を話してもかみ合わない」
というケースは多く見られます。家族という最も近い存在であるがゆえに、**“分かってもらえないときの傷つき”**は想像以上に深くなりがちです。
また、仕事上の付き合いでは「立場」や「役割」が先に立つため、趣味や感性を自由に出せる場ではないと感じる方も多いようです。
つまり、身近な人には話せない。SNSでは若い世代の話題に合わせづらい。そうなると、自然と“話す場所”を見失ってしまうのです。
だからこそ今、中高年に必要なのは、“気兼ねなく趣味の話ができる場所”。無理なく、自分の好きなことをそのまま出せるような、同じ温度感でつながれる空間なのです。
共通の趣味でつながれると、何が変わる?
話題に困らないから「気を使わない関係」ができる
中高年になってからの人付き合いで、最もストレスを感じるのは「何を話せばいいかわからない」「変なことを言ってしまったらどうしよう」という“気遣い疲れ”ではないでしょうか。
ところが、共通の趣味があると、その関係性は驚くほどスムーズになります。
たとえば、
- カメラ好き同士なら「この構図、どう思う?」と作品を見せ合えたり
- 園芸が好きなら「今年は紫陽花がよく咲いたよ」と季節の話が自然にできたり
- 昭和歌謡ファン同士なら「この曲、懐かしいね」と昔話がすっと始まったり
趣味の話題というのは、“会話のきっかけ”が無限にある状態です。
しかもそれは、「天気の話」「健康の話」といった無難な話題と違って、自分が心から好きなことを話せるという点で、ストレスが少なく、素の自分でいられる空間を作り出します。
ある60代男性の声をご紹介します:
「仕事を辞めてから、人付き合いがめっきり減ってしまって。でも昭和映画好きのSNSに参加してからは、毎日なにかしら話す相手がいる。話題に困らないって、すごく気がラクなんですよね」
中高年になると、新しい人間関係を築くのが難しく感じるものですが、共通の趣味があるだけで、会話の入り口が“自然に”生まれるというのは大きな安心材料です。
「価値観が似ている人」の存在が心の支えに
共通の趣味を持つ人とは、単なる話題の一致だけでなく、「価値観」や「人生観」にも共通点があることが少なくありません。
趣味はその人の“好き”や“こだわり”がにじみ出る部分です。つまり趣味が合うということは、
- 考え方のペースが似ている
- 喜びのポイントが近い
- 気になる話題や関心ごとが重なる
といった、人としての“波長”が近い証でもあるのです。
これは年齢を重ねるほどに大切になってきます。
というのも、中高年になると人生経験が豊かになる一方で、「ちょっとした価値観の違い」が大きなストレスになる傾向があります。無理に若者の感覚に合わせたり、家庭内で浮いてしまったりすると、どこかで「わかってもらえない」と感じてしまうものです。
そんなとき、「同じ趣味で価値観も合う人」と出会えると、自分の存在そのものが肯定されたように感じられるのです。
たとえば、あるSNSで短歌仲間と出会った50代女性は、こんなふうに語っています:
「日常では誰にも伝わらない言葉選びのこだわりを、わかってくれる人がいた。それだけで、私ってこのままでいいんだって思えたんです」
趣味を通して「通じ合える誰か」ができると、それは単なる交流を超えて、**“自分らしく生きるための支え”**になっていきます。
「ひとり時間」から「分かち合える時間」へ
多くの中高年が感じているのが、「一人の時間が増えた」という変化です。
- 子どもが独立して家が静かになった
- 仕事を定年退職して毎日が自由になった
- パートナーとの会話が減った
こうした「自由だけど、どこか寂しい」時間が増えると、次第に孤独感や空虚さが強くなってきます。
しかし、共通の趣味を持つ人とSNSなどでつながると、この「ひとり時間」はガラリと変わります。
- 毎日投稿する楽しみができる
- 他の人の作品や投稿を見て刺激をもらえる
- 気軽な「いいね」や一言コメントで人とのつながりを感じられる
つまり、趣味を介した“分かち合い”が生まれるのです。
もちろん、毎日会話をしなくてもかまいません。ときには読むだけ、見るだけでもいい。でも、自分の好きなことを語れる場所があり、それを受け取ってくれる人がいる。それだけで、**「この時間は無駄じゃない」「誰かとちゃんとつながっている」**という安心感が生まれます。
これは、日々の生活において“心の拠り所”になります。
中高年に合った“趣味つながり”のSNSの選び方
「趣味が合う人とつながりたい」と思っても、いざSNSを始めようとすると、
- 「どのSNSが自分に合うのかわからない」
- 「続かなかったらどうしよう」
- 「若い人ばかりだったら浮いてしまいそう」
という不安を抱く中高年の方は少なくありません。
ここでは、**50代・60代に合った“無理なく続けられるSNSの選び方”**を、3つの視点からご紹介します。
「趣味カテゴリ」や「参加グループ」が充実しているか?
SNSを選ぶ際、まず確認したいのが**「趣味のジャンルに特化した機能やコミュニティ」があるか**という点です。
たとえば、
- 写真・カメラ投稿が中心のSNS
- 園芸・家庭菜園に特化した掲示板形式
- 音楽や映画などカルチャー系のグループが豊富なサービス
など、自分の関心分野に合った「カテゴリ」や「グループ」があるSNSは、最初の一歩を踏み出しやすい環境になっています。
「SNS=なんでも投稿する場所」と思われがちですが、実際には「好きなことだけ話せる」場があるほうが使いやすいと感じる方も多いのです。
実例:
「私は園芸が好きなのですが、他の話題には興味がなくて…。園芸好きが集まるグループがあるSNSに出会ってから、毎日の投稿が楽しくなりました」(60代・女性)
特定の趣味に絞ったスペースがあると、
- 話題に入りやすい
- 反応がもらえやすい
- 共感し合える投稿が自然と集まる
といった好循環が生まれ、結果としてSNS自体が“居心地のよい場”になっていきます。
「同年代ユーザーが多い」ことの安心感
どれだけ趣味が合っていても、年代層がまったく違うと「感覚のずれ」や「気遣い」で疲れてしまうことがあります。
中高年にとっては、
- 会話のペース
- 言葉選び
- 表現のトーン
といった“年代ごとの空気感”が、交流を続けるうえで非常に大切です。
たとえば、
- 昭和歌謡の話題を投稿しても誰も反応してくれない
- 若い人のノリやテンポについていけない
- 言い回しの違いでトラブルになった
という経験をすると、「自分にはSNSは合わないかも」と感じてしまうもの。
だからこそ、50代・60代ユーザーが多く利用しているSNSを選ぶことが、自然でストレスの少ない交流につながります。
▼見分け方のヒント
- アプリストアで「中高年」「シニア」などのタグがついているか
- 年齢層が明記されているコミュニティやチャットがあるか
- 実際の口コミで「同年代の人が多くて安心」という声があるか
中高年同士だからこそわかる感覚があり、説明しなくても通じる共通言語がある。それが「話しやすさ」「続けやすさ」につながっていくのです。
「ゆるく続けられる」設計かどうかを確認
SNSを始めるうえで、実は最も大事なのが**“義務感なく、ゆるく続けられる設計”になっているか**です。
特に中高年の方にとっては、
- 毎日投稿しないといけない
- リアクションを返さないと悪い印象を与える
- フォロー・コメントのルールが複雑
といったプレッシャーが強くなると、「もう疲れた…」と感じてしまいがちです。
そこで重要なのが、
✅「見るだけ」でもOK
✅「投稿・コメントは自由」
✅「いいね」やスタンプなど**“軽い反応”だけでも十分**
といった**“強制されないSNS”を選ぶこと**です。
たとえば、以下のような設計になっていると安心です:
チェックポイント | 内容の例 |
---|---|
投稿スタイル | 「ひとこと投稿」「写真投稿」などシンプル |
通知の仕組み | 通知オフにできる or 控えめで負担が少ない |
交流の自由度 | 無言フォロー・読み専OKなど、ゆるいつながり |
実際、60代男性の声ではこんな感想も:
「毎日書かなくてもいいし、見てるだけでも参加してる気になれる。“縛られない”って、続けるうえですごく大事ですね」
SNSは本来「自由で楽しいもの」のはず。だからこそ、自分のペースで気軽に参加できるサービスを選ぶことが、“無理なく長く続く交流”への第一歩になります。
【比較】趣味が合う人と出会いやすいSNS・アプリ5選
「自分の趣味を分かち合える相手が欲しい」と思っても、
どんなSNSやアプリが中高年に向いているのか、選ぶのは意外と難しいもの。
ここでは、中高年層(50代・60代)が安心して参加できる、趣味つながりが生まれやすいサービスを厳選し、
- 匿名性
- 同年代の多さ
- 趣味ジャンルの充実度
- 気軽に続けやすいか
といった視点で比較してご紹介します。
比較表|趣味つながりに向いているかをチェック!
サービス名 | 匿名性 | 趣味ジャンルの豊富さ | 中高年比率 | 気軽さ・継続性 |
---|---|---|---|---|
第二の青春 | ◎ 匿名OK・ニックネーム制 | ◯ トーク中心で趣味で気軽にチャット可能 | ◎ 50~60代中心 | ◎ ゆるく使える構造で継続率高め |
熟活 | ◯ ニックネーム+掲示板投稿制 | ◯ 掲示板機能で投稿しやすい | ◎ 60代メイン | ◎ 自由投稿+反応圧が少ない |
趣味人倶楽部 | ◯ ニックネームOK | ◎ 圧倒的なジャンル数と活動量 | ◎ 50代以上が大半 | ◯ 内容が濃く、慣れれば楽しい |
LINEオープンチャット | ◎ 完全匿名・顔出し不要 | ◯ グループ検索しやすい | ◯ 若年層多めも中高年グループあり | ◎ 投稿の自由度が高く継続しやすい |
らくらくコミュニティ | ◎ 匿名・ニックネームOK | ◎ 写真・日記など趣味投稿が多い | ◎ 50~70代多数 | ◯ 機能が多く慣れが必要だが使いやすい |
利用者の声からわかる選び方のコツ
🔸 第二の青春(Android)
「毎日、趣味の話だけできる場所があって気持ちが軽くなった」(60代・男性)
チャット形式での交流が主なので、文章が短くても会話が続きやすく、**“話しすぎなくていい距離感”**が魅力。
🔸 熟活(iOS)
「掲示板に一言書くことで、同じ音楽好きの人とつながれた」(50代・女性)
ゆるく“気持ちを出す場”として活用されており、自分のペースで続けたい方にぴったり。
🔸 趣味人倶楽部(Web)
「昔からの趣味を再開するきっかけになった。イベント参加もできて楽しい」(60代・男性)
対面イベントまで広がる交流もあり、アクティブに動きたい人向け。
🔸 LINEオープンチャット
「匿名で入れるのが安心。昭和歌謡の話ができるグループも見つけた」(50代・女性)
「アプリを新たに入れるのは不安…」という方にも◎。LINEひとつで始められる手軽さが支持されている。
🔸 らくらくコミュニティ
「投稿も見やすく、シニア向けの優しい設計で安心でした」(60代・女性)
操作画面が見やすく、年齢層が近いため“分かってもらえる雰囲気”が強い。
自分に合ったSNSを見つけるポイントは「感覚の一致」
どのサービスにも強みがあり、「どこが一番よいか」は人によって異なります。
大事なのは、
- 画面の雰囲気が自分に合っているか
- 書きやすいと感じる設計か
- 気を遣わずに“好きなこと”を話せるか
という**「感覚の一致」**です。
まずは1つでも試してみることで、自分に合った空気感がわかるようになります。
【図解】「趣味が合う人」とつながれた中高年の実感
SNSで「趣味の合う人と出会えた」と語る50代・60代の声には、共通したリアルな変化が見られます。実際のアンケートデータをもとに、つながりによって生まれた効果や、継続の理由を見ていきましょう。
図1:「周囲に趣味が合う人がいなかった経験」

中高年層を対象にしたアンケートでは、**約7割が「趣味が合う人が身近にいなかった経験がある」**と回答しました。
特に、「登山」「昭和歌謡」「カメラ」「園芸」などの趣味は、家庭や職場では共感を得られにくく、「ひとりで楽しむもの」と割り切っていたという声も。
しかしその反面、「SNSで同じ趣味の人とつながったことで、共通の話題で盛り上がれる喜びを初めて知った」という意見も多く寄せられています。
図2:「SNSで趣味仲間ができてよかったこと」
SNSを通じて趣味仲間ができた方々に、「つながって良かったと感じたこと」を聞いたところ、主な回答は以下のようになりました。

- 「好きな話が気兼ねなくできるようになった」
- 「情報交換で趣味の幅が広がった」
- 「日常に楽しみが増えた」
- 「孤独感が減った」
- 「活動のモチベーションが上がった」
とくに「気兼ねなく話せるようになった」という回答が多く、共通の話題があることの安心感が伝わってきます。
家族や古い友人とはなかなか共有できなかった“自分らしい時間”を、SNSで取り戻せたという声は、中高年層ならではの実感です。
図3:「継続できた理由」のランキング
「SNSでのつながりが長続きした理由」として、多かったのは以下のような項目です。

- 共通の話題があるから会話に困らない
- 無理に返信しなくてもよい雰囲気がある
- 気軽に参加できる“ゆるさ”がある
- 参加している年代が近く、安心できる
- 気を遣いすぎず、自然体でいられる
「共通の話題」と「気軽さ」「無理のなさ」が揃っていることが、継続のカギ。
中高年にとって、SNSが日常のプレッシャーではなく、“自分を緩める場所”として機能していることが、この結果からも明らかです。
体験談|趣味の話ができる仲間ができた中高年の声
「自分の好きなことを、気兼ねなく話せる相手がいなかった」──そんな50代・60代が、SNSを通じて“趣味でつながれる喜び”を実感しています。ここでは、実際にSNSで趣味仲間と出会えた中高年の体験談を紹介します。
「昭和歌謡を語れる人がいた」60代男性
昔から昭和の歌謡曲が好きだったという60代男性。若い世代には通じづらく、家庭でも話題にしにくかったそうです。
「テレビ番組の話題が合わなくなってから、ますます話す機会が減って…。でも、SNSに“この曲が沁みる”と投稿したら、コメントが返ってきてびっくり。あの時代の歌について、何十年ぶりかに語れました」
同じアーティストが好きな人、同じ歌詞に共感できる人が見つかることで、「好きなものを好きと言える場」ができたと話します。
「園芸の話ができるのが毎日の楽しみ」50代女性
一人暮らしで植物を育てるのが趣味だったという50代女性。花の育ち具合や鉢の選び方など、周囲に話せる相手がいなかったといいます。
「近所の友達に話しても“へえ、すごいね”で終わっちゃう。でもSNSの園芸グループでは、“その鉢かわいい!”“うちも咲きました”と反応がもらえる。小さなことでも通じるのが嬉しくて、毎朝チェックするのが日課になりました」
趣味の話題を「共有できること」そのものが、心の充足感に変わっていった様子が伝わります。
「“この話わかる人いる?”が通じた」60代男性
写真とカメラが好きだったものの、専門的な話ができる相手が周囲にいなかったという60代男性は、SNSで“質問投稿”をしてみたそうです。
「“マニュアルフォーカスで撮ったらこんな感じになるんだけど…”と載せたら、すぐに詳しい人がコメントくれて。“その感じ、わかります!”って。伝わるってこんなに嬉しいのかって思いましたね」
一方的に発信するのではなく、ちょっとしたつぶやきや質問から“共通の温度感”を持ったつながりが生まれることも、SNSならではの体験です。
まとめ|「趣味が合う人」がいない時代でも、つながりはつくれる
共通の趣味=“自然なつながり”の入り口
「趣味が合う人がまわりにいない」と感じることは、決して特別なことではありません。特に50代・60代になると、生活環境や人間関係の変化によって、以前のように趣味を語り合える相手が減ってしまうものです。
ですが、**趣味は“自分を語れる唯一の話題”**であり、そこに共感してくれる誰かとの出会いは、無理のない、自然な関係の入り口になります。共通の話題があるだけで、会話に気を使わずにすみ、心の距離も縮まりやすくなるからです。
「話せる人がいない」なら、“探し方”を変えてみる
昔のように、「職場」や「地域」だけで人とつながる時代ではなくなりました。今は、ネットやSNSという新しい場所に、趣味を語れる相手が存在しています。
「話す相手がいない」のではなく、「まだ出会っていないだけ」と捉えることで、気持ちも少し楽になるかもしれません。無理に話しかけなくても、見るだけ・つぶやくだけの使い方で、趣味を軸にした人とのつながりは生まれます。
今ある趣味を通じて、新しい関係が始まるかもしれない
「誰かと仲良くなる」ことを目的にするとハードルが高くなってしまいますが、ただ自分の好きなことを“話せる場”を持つだけで、人との関係は自然に生まれてきます。
あなたが好きなもの・夢中になれるものは、誰かにとっても“語りたいこと”かもしれません。
そしてその共通点が、今後の人生を彩る**“ゆるやかなつながり”**につながる第一歩になるはずです。