スマホの通信が遅い・固まるときの対処法|Wi-Fi・モバイル回線チェックと軽量化のコツ【シニア向け】
スマホでSNSやインターネットを見ているときに、
画面がなかなか開かなかったり、途中で固まってしまったりして
「また調子が悪い」「自分の操作がいけないのかも」と不安になることはありませんか。
ページがぐるぐる回ったまま進まない。
写真や動画が途中で止まってしまう。
通信が遅いだけなのか、スマホ本体の故障なのか分からず、
つい触るのが怖くなってしまう方も多いかもしれません。
通信が遅くなる原因は、スマホだけではありません。
自宅のWi-Fi、外出先で使うモバイル回線、アプリの動き、データ量の上限など、
いくつかの要素が重なっている場合がほとんどです。
ここでは、難しい専門用語をすべて覚える必要はありません。
「まずはここから順番に確認する」という道しるべが分かれば、
落ち着いて対処しやすくなりますし、
それでも不安なところは誰かに聞けばよい、と考えられるようになります。
この記事で分かること
- 通信が遅い・固まるときに考えられる主な原因と、落ち着いて確認するための考え方
- 自宅のWi-Fiと外出先のモバイル回線、それぞれの簡単なチェック手順
- スマホ本体やアプリを軽くして、動きを改善するための基本的な見直しポイント
- 通信量の使いすぎを防ぐ設定と、トラブルが続くときの相談先の目安
- 完璧に直そうとしすぎず、「自分のペースでできる範囲から取り組めばよい」と考えるための心構え
このあと、50代・60代の方向けに、
通信が遅いと感じたときの確認順序や、
自宅でできる軽いメンテナンスの方法を、順番に整理していきます。
なぜ通信が遅くなるのかを知っておくと落ち着きやすい
通信が遅いのは「スマホ本体」だけが原因とは限らない
通信が遅くなったとき、多くの方がまず
「スマホが古いからいけないのかもしれない」
「壊れてしまったのかもしれない」
と心配することが多いでしょう。
もちろん、スマホ本体に原因がある場合もあります。
ただ、通信が遅いからといって、必ずしもスマホ本体だけが悪いとは限りません。
原因としてよくあるものは、いくつかに分かれます。
- 自宅のインターネット回線やWi-Fiルーターの不調
- 外で使っているモバイル回線(4G・5G側)の混雑や電波の弱さ
- アプリやブラウザが一時的に重くなっている
- スマホ内部の容量不足や、動かしているアプリが多すぎる
このように、スマホの外側と内側の両方に、
通信が遅くなる原因が隠れていることがほとんどです。
まずは「スマホが悪いに違いない」と決めつけないことが大切です。
どこに原因がありそうかを順番に見ていけばよいと考えるだけでも、
少し気持ちが落ち着きやすくなるかもしれません。
Wi-Fiとモバイル回線の違いをざっくり整理する
通信の状態を考えるときは、
自分が今どの回線を使っているかを知っておくと分かりやすくなります。
多くのスマホには、次の二つの通信方法があります。
- 自宅などで使う「Wi-Fi」
- 外出先などで使う「モバイル回線(4G・5Gなど)」
Wi-Fiは、自宅のインターネット回線と
Wi-Fiルーターと呼ばれる機械を通じてつながっています。
スマホの画面の上に、扇形のようなマークが出ていれば、
Wi-Fiに接続している状態のことが多いでしょう。
モバイル回線は、通信会社の電波を使ってつながります。
画面上にアンテナのマークや「4G」「5G」などの表示があれば、
モバイル回線を使っている状態と考えられます。
通信が遅いと感じたときは、
- Wi-Fiマークが出ているか
- アンテナだけが出ているか
を、まず落ち着いて確認してみてください。
どちらを使っているかが分かるだけでも、
「今はWi-Fi側を疑えばよいのか」「モバイル回線側を疑えばよいのか」が整理しやすくなります。
Wi-Fiが不安定なときは、自宅のルーターや回線の問題であることが多くなります。
モバイル回線が不安定なときは、電波の届き方や契約中のプランが関係していることもあります。
まずはどちら側でつないでいるのかを知ることが、原因探しの第一歩と言えるでしょう。
時間帯・場所・建物の影響で遅くなることもある
通信の速さは、機械だけで決まるわけではありません。
時間帯や場所、建物の作りによっても、遅くなりやすいことがあります。
たとえば、
- 夜の時間帯に、家族が一斉に動画を見ている
- 夕方以降、多くの人がスマホで動画やSNSを楽しむ時間帯
- 駅ビルや商業施設など、人が多く集まる場所
このような状況では、回線が混み合って
通信速度が落ちてしまうことがあります。
また、建物の構造によっても電波の届き方は変わります。
- 鉄筋コンクリートの建物の奥まった場所
- 地下、エレベーターの中、駐車場
- Wi-Fiルーターから離れた部屋や、壁が多い場所
こういった場所では、どうしても電波が弱くなり、
通信が不安定になりやすいでしょう。
このような「時間帯・場所・建物」の影響を知っておくと、
通信が遅くなったときに
- 今はみんなが使っている時間だからかもしれない
- ルーターから離れた部屋だから、少し届きにくいのかもしれない
と考えられるようになります。
原因を一つに決めつけず、
環境のせいで遅くなることもあると知っているだけで、
スマホへの不信感や自己嫌悪は少し軽くなるはずです。
スマホの中がいっぱい・アプリが増えすぎて重くなるケース
通信が遅く感じるとき、
実際には「電波」ではなく、スマホ自体の動きが重くなっている場合もあります。
次のような状態が続くと、
アプリの動きが遅くなり、
通信まで遅くなったように感じることがあります。
- 写真や動画がたくさんたまっていて、ストレージ(容量)がほぼいっぱい
- アプリをたくさんインストールしているが、ほとんど整理していない
- 使っていないアプリもバックグラウンドで動き続けている
- 長いあいだ再起動していない
スマホの中がぎゅうぎゅう詰めの状態になると、
アプリが開くまでに時間がかかったり、
画面が固まったように見えたりします。
インターネット回線は問題ないのに、
本体の処理が追いついていないケースです。
このようなときは、
- いらない写真や動画を少しずつ整理する
- しばらく使っていないアプリを削除する
- ときどき電源を切って入れ直す
といった基本的な見直しが、動きの改善につながります。
「電波が悪いのか」「スマホの中が重いのか」「時間帯や場所のせいなのか」。
通信が遅く感じられるときには、いくつかの要素が重なっていることが多いです。
まずは原因の候補を知っておくことで、
このあと紹介するチェック手順や対処法も、落ち着いて選びやすくなります。
次の章では、実際に通信が遅いと感じたとき、
最初にどこを確認すると状況を整理しやすいかを、具体的な手順と一緒に見ていきます。
まず確認したい「本当に通信が遅いのか」のかんたんチェック
いつも使うサイトやアプリが開けるかを試してみる
「通信が遅い」「固まった」と感じたときは、
いきなり設定画面をあちこち触る必要はありません。
まずは本当に通信が遅くなっているのかを落ち着いて確かめてみましょう。
最初の目安として、
- いつも見ているニュースサイト
- よく使うSNS
- 検索サイトのトップページ
など、普段から開き慣れているサイトやアプリを一つ選びます。
それを開いてみて、
- まったく開かないのか
- とても時間がかかるのか
- 画像だけがなかなか表示されないのか
といった様子を見てみてください。
ここで大事なのは、「なんとなく重い気がする」で止めないことです。
普段スッと開くサイトが、今日は明らかに時間がかかるなら、
通信やアプリ側に何か起きている可能性が高いと言えるでしょう。
逆に、他のサイトはすぐ開くのに、ある一つだけ動きが悪い場合は、
そのサイトやアプリ自体が一時的に重くなっている可能性もあります。
まずは「どこで」「どのくらい遅いのか」を具体的に見るところから始めると、
このあとの原因探しがぐっとやりやすくなります。
他のアプリ・他のページでも同じように遅いかを見る
一つのサイトやアプリだけでは、
「そこだけの不具合」なのか「全体の通信の問題」なのか判断しづらいことがあります。
そこで、他のアプリやページでも同じように遅いかどうかを確認してみましょう。
例えば、
- ニュースアプリが重いと感じたら、別のニュースサイトや検索サイトも開いてみる
- SNSが固まったときに、ブラウザで別のページを開いてみる
といった形です。
もしどのアプリでも、
- 画像が出るまで時間がかかる
- 読み込み中のマーク(ぐるぐる)が長く続く
という状態なら、回線やスマホ全体の問題である可能性が高くなります。
一方で、
- Aというアプリだけ、何度やっても固まる
- 他のサイトはすぐ開くのに、特定のページだけ遅い
という場合は、そのサービス側の一時的な不具合や、
そのアプリだけが重くなっている可能性もあります。
この「他でも同じように遅いか」という確認をしておくと、
- スマホ本体を疑うべきなのか
- Wi-Fiやモバイル回線を見直すべきなのか
- そのアプリは時間をおいて使った方がよいのか
の目星がつきやすくなります。
家族のスマホやパソコンでも遅くなっていないかを比べる
自宅でWi-Fiを使っている場合は、
同じWi-Fiにつながっている他の機器と比べてみるのも有効です。
たとえば、
- 家族のスマホ
- 家のノートパソコンやタブレット
などで同じサイトを開いてもらい、
- 自分のスマホだけ遅いのか
- 家のどの機器でも遅いのか
を見てみてください。
家のすべての機器で同じように遅いなら、
- 自宅のインターネット回線
- Wi-Fiルーター
といった「家の設備側」に原因がある可能性が高いでしょう。
この場合、スマホを買い替えても改善しないケースもあります。
逆に、自分のスマホだけ極端に遅い場合は、
- スマホ本体の容量がいっぱいになっている
- アプリが増えすぎて負担がかかっている
- 一時的な不具合で動きが悪くなっている
といった、スマホ側の事情が関係しているかもしれません。
一人で悩むより、家族に「ちょっと同じページを開いてみてほしい」と頼んでみると、
原因の切り分けがぐっと楽になります。
比べてみることで、「自分の操作だけが悪いわけではない」と気づけることも多いでしょう。
通信状態のマーク(アンテナ・Wi-Fiマーク)を落ち着いて確認する
通信の状態を確認するときに、
ぜひ習慣にしておきたいのが画面上部のマークを見ることです。
スマホの上の方には、次のような表示が並んでいるはずです。
- 棒が何本か立っているアンテナのマーク
- 扇形のようなWi-Fiマーク
- 4G、5G、LTE といった文字の表示
これらは、今どのような回線で、どのくらい電波が届いているかを示しています。
チェックのポイントとしては、
- Wi-Fiマークが出ているか、アンテナだけか
- アンテナの本数が少なくなっていないか
- ❌マークやびっくりマークが出ていないか
- 機内モード(飛行機のマーク)がオンになっていないか
などです。
アンテナが1本しか立っていなかったり、
Wi-Fiマークが消えていたりすると、
電波が弱くなっているか、Wi-Fiが切れている状態が考えられます。
このときに慌ててあちこち触るよりも、
まずは「今は電波が弱い場所にいるのかもしれない」と一度立ち止まる意識が大切です。
場所を少し変えてみたり、窓際に移動して様子を見るだけで改善することもあります。
通信状態のマークを見る習慣がつくと、
- 「今日は全体的に電波が弱いな」
- 「Wi-Fiが切れていたから遅く感じたのかもしれない」
といった判断がしやすくなります。
この章のチェックを一通りしてみるだけでも、
「どこが悪そうか」の見当がつきやすくなるはずです。
次の章では、Wi-Fiが遅い・切れやすいときに、自宅でできる見直しのポイントを整理していきます。
Wi-Fiが遅い・切れやすいときの見直しポイント
ルーターの電源を入れ直す・配線を確認する
自宅のWi-Fiが遅いときに、まず試してほしいのが
ルーターの電源を入れ直すことです。
インターネットの機械は、長いあいだつけっぱなしにしていると
中で処理が溜まり、動きが不安定になることがあります。
スマホやパソコンと同じように、一度電源を切ってあげると、
調子が戻るケースは少なくありません。
手順のイメージは次のとおりです。
- ルーター(アンテナが立っている箱のような機械)を見つける
- 後ろのコンセントを抜き、10〜30秒ほど待つ
- 再びコンセントを差し込み、ランプが落ち着くまで1〜2分ほど待つ
そのあとで、もう一度スマホをWi-Fiにつなぎ直し、
いつも見るサイトやアプリを開いてみます。
あわせて、配線も軽く確認しておきましょう。
- コンセントがしっかり差さっているか
- インターネット回線のケーブルが緩んでいないか
- ルーターのランプが異常な点滅をしていないか
難しい設定をいじらなくても、
電源を入れ直すだけで改善するケースは意外と多いと言えます。
不安なときは、家族に「この機械のコンセントを抜き差ししてもいいか」だけ確認してから
一緒に作業してもよいでしょう。
ルーターとスマホの距離・障害物・設置場所を見直す
Wi-Fiは、目に見えない電波でつながっています。
この電波は、距離が離れたり、間に障害物が多かったりすると弱くなる性質があります。
次のような状態だと、同じ家の中でも電波が届きにくくなりがちです。
- ルーターが床に置かれている
- ルーターの周りを家具や本棚で囲んでいる
- 家の端の部屋や押し入れの中に置いている
可能であれば、
- ルーターは床ではなく、腰〜胸あたりの高さの棚に置いてみる
- 周りにあまり物を置かず、風通しの良い場所にする
- 家の真ん中寄りの部屋に置くことを意識する
といった置き場所の調整を考えてみてください。
また、スマホとの距離も影響します。
ルーターから遠い部屋にいるときや、間に壁が何枚もあるときは、
どうしても電波が弱くなりがちです。
一度、ルーターの近くまでスマホを持っていき、
同じサイトや動画を開いてみると、違いが分かりやすくなります。
近づくとスムーズに動く場合は、距離や障害物が原因の可能性が高いと考えてよいでしょう。
家の中で電波が届きやすい場所・届きにくい場所を把握する
Wi-Fiは「家の中ならどこでも同じ強さ」とは限りません。
実際には、届きやすい場所と届きにくい場所がはっきり分かれることがよくあります。
時間のあるときに、次のような簡単な確認をしてみると役に立ちます。
- ルーターの近くで、スマホのWi-Fiマークが何本立っているか見る
- リビング、寝室、キッチンなど、部屋ごとに同じサイトを開いてみる
- 「ここだと速い」「ここだと遅くなりやすい」と感じる場所をメモしておく
特に、
- 階が違う(1階と2階など)
- 厚い壁で区切られている部屋
- ルーターから一番遠い部屋
では、遅くなりやすい傾向があります。
この「地図」を一度作っておくと、
動画を見たいときや、大事なビデオ通話をしたいときに、
できるだけ電波の良い場所を選ぶという工夫ができるようになります。
逆に、電波が弱いと分かっている場所では、
写真や動画の閲覧を控えて、文字中心のサイトを見るなど、
使い方を少し変える選択肢も持てるようになるでしょう。
「どこで調子がいいか」「どこで調子が悪いか」を知っておくだけでも、
通信が遅くなったときに慌てにくくなります。
家の中の電波マップを頭の中に作るイメージで、一度チェックしてみると安心です。
家族が同時に動画などを見ていないかを確認する
Wi-Fiは、一つの回線を家族みんなで分けて使っています。
そのため、同じ時間にたくさんのデータを使う人がいると、全体として遅くなりやすい状況が生まれます。
特に影響しやすいのは、次のような使い方です。
- 動画配信サービスで高画質の映画やドラマを見ている
- オンラインゲームをしている
- 大きなアプリやソフトをダウンロードしている
こうした利用が重なると、
ほかの家族がニュースサイトやSNSを開いたときにも、
読み込みに時間がかかる場合があります。
通信が遅くなったと感じたときは、一度家族に
- 今、誰か動画を見ていないか
- 大きなデータのダウンロードをしていないか
を軽く聞いてみると目安になります。
もし重なっているようであれば、
- 自分がインターネットをよく使いたい時間帯をずらしてもらう
- 動画を標準画質に落としてもらう
- ダウンロードは夜寝る前など、人があまり使わない時間にしてもらう
といった相談をしてみてもよいでしょう。
ここでのポイントは、
誰か一人が悪いわけではなく、家族全体で回線を分け合っているという考え方です。
お互いに少しずつ時間帯をずらしたり、画質を調整したりするだけでも、
体感の速さはかなり変わってきます。
Wi-Fiの見直しは、
ルーターや配線だけではなく、家の中での使い方も含めて考えると、
無理のない対策が取りやすくなります。
次の章では、外出先などで使うモバイル回線(4G・5G)が不安定なときに、
どのような点をチェックするとよいかを整理していきます。
モバイル回線(4G/5G)が不安定なときの基本対処
電波マークの本数と「4G・5G・LTE」などの表示を確認する
外出先でスマホの通信が遅いと感じたときは、
まず画面の上に出ている電波マークと表示を落ち着いて確認してみてください。
ポイントになるのは次の二つです。
- アンテナの本数(電波の強さ)
- 表示されている文字(4G・5G・LTE など)
アンテナの本数が少ないときは、
その場所で電波が弱くなっている可能性が高いです。
特に、1本しか立っていなかったり、×マークやびっくりマークが出ている場合は、
一時的に通信が不安定になっていることが多いでしょう。
また、4Gや5Gといった表示も目安になります。
4G・5G・LTE などが出ていれば、モバイル回線で通信している状態です。
たとえば Wi-Fi マークが消えていて、4G に切り替わっていることに気づかず、
急に遅くなったと感じることもあります。
通信が遅いと感じたときは、
- アンテナの本数が減っていないか
- Wi-Fi から 4G・5G に変わっていないか
- まったく表示がなくなっていないか
を、深呼吸してから確認してみましょう。
この段階で「電波が弱いから遅いのかもしれない」と分かるだけでも、
むやみにアプリや設定を疑わずに済み、気持ちが少し楽になります。
機内モードのオン・オフやスマホの再起動を試してみる
電波マークに問題がなさそうなのに、
どうも通信が不安定に感じられるときは、
スマホ側の通信を一度切って入れ直すと改善することがあります。
試しやすい手順は次の二つです。
- 機内モードのオン・オフ
- スマホ本体の再起動
機内モードは、飛行機のマークで表示されることが多いです。
これを一度オンにすると、通信がいったんすべて止まります。
数秒待ってからオフに戻すと、
スマホがあらためて電波を探し直すため、
つながり方がリセットされるイメージです。
それでも改善しないときは、
スマホ自体の再起動も試してみましょう。
長く電源を入れっぱなしにしていると、
内部で処理が溜まり、通信だけでなく動き全体が重くなることがあります。
再起動は、
- 電源ボタンを長押しし、表示に従って再起動を選ぶ
- 電源を完全に切り、数秒待ってから再び入れる
といった方法で行えます。
時間としては数分もかかりません。
機内モードのオン・オフと再起動は、
難しい設定を触らずにできる基本の対処法です。
「おかしいな」と感じたら、まずはこの二つを試すくらいの気持ちで覚えておくと、
不安な場面でも落ち着いて行動しやすくなります。
建物の中・地下・移動中など電波が弱くなりやすい場所を避ける工夫
モバイル回線は、場所によって電波の届き方が大きく変わります。
特に、次のような場所では電波が弱くなりやすいです。
- 地下街や地下鉄のホーム
- ビルの奥まった場所や、エレベーターの中
- 山間部や高い建物に囲まれたエリア
- 移動中の電車やバスの中
こうした場所では、スマホの画面上でアンテナの本数が減り、
通信が途切れたり、非常に遅くなったりすることがあります。
対処としては、
- 地下に入る前に必要なページだけ先に開いておく
- 大事なメッセージのやり取りは、電波の安定している場所で行う
- 通信が不安定な場所では、動画や大きなファイルのやり取りを控える
といった工夫が考えられます。
また、同じ建物の中でも、
- 窓際や外に近い場所
- 低い階より高い階
のほうが電波が入りやすいことも多いです。
通信がまったくつながらなくて困ったときは、
一度場所を少し変えてみるのも一つの方法です。
モバイル回線の電波は、
自分ではどうにもできない部分も少なくありません。
弱くなりやすい場所を知っておき、そこで無理をしないことも、
ストレスを減らす大事な対処法と言えます。
それでも改善しないときに考えたい、契約プランやエリアの見直し
電波マークも問題なさそう。
機内モードの切り替えや再起動も試した。
場所も変えてみた。
それでも、いつも決まったエリアで通信が遅かったり、
月の途中から急に遅くなったりする場合は、
契約プランや利用状況、エリア自体を見直すタイミングかもしれません。
考えられる要因としては、次のようなものがあります。
- 契約しているデータ容量を使い切り、速度制限がかかっている
- 契約している会社の電波が、その地域では弱めである
- 古い料金プランのままで、速度や容量に制限が多い
特に、月の途中から急に遅くなったと感じる場合は、
速度制限の可能性が高くなります。
マイページアプリや料金明細で、
「今月のデータ使用量」や「速度制限」の表示を一度確認してみると良いでしょう。
自分だけでは判断が難しいときは、
契約している通信会社の窓口やサポートに、
- よく使う場所(自宅・職場・よく行く施設)のエリア状況
- 普段どれくらいデータを使っているか
- もっと合ったプランがないか
を相談してみるのも一つの方法です。
シニア向けの相談窓口や、スマホ教室のようなサポートを行っている会社も増えています。
「今の使い方に合ったプランかどうか」を見直してみることで、
ストレスの少ない通信環境に近づけることもあります。
どうしても難しく感じる場合は、
家族や信頼できる人に同席してもらい、
一緒にショップへ行って相談する形でも問題ありません。
モバイル回線の不安定さは、
自分のせいだけではありません。
できる範囲の対処を試しても改善しないときは、
無理をせず、契約やエリアの問題として扱ってしまったほうが、
気持ちの負担も軽くなりやすいでしょう。
このあと取り上げるのは、
スマホ本体やアプリ側を軽くして、
通信が遅く感じられにくくするための見直しポイントです。
スマホやアプリが重いときの軽量化テクニック
使っていないアプリを終了・整理する習慣をつける
通信が遅いように感じても、
実は電波ではなくスマホ本体の動きが重くなっているだけということがあります。
長く使っていると、
- アプリを開きっぱなしにしている
- いくつものアプリを切り替えながら使っている
といった状態になりやすく、
スマホがずっと頑張り続けているような状況になります。
そこで役に立つのが、使っていないアプリをこまめに終了する習慣です。
スマホの下の方から上にゆっくりスライドしたり、
四角いボタンを押したりすると、
最近使ったアプリが縦に並んで表示されることが多いでしょう。
この画面で、もう使っていないアプリを上や横にスッと払う動きをすると、
アプリを終了できる機種が多くなっています。
操作方法は機種によって違うので、
- 家族や詳しい人に、自分のスマホでやり方を一度見せてもらう
- ショップやサポートで実際に一緒にやってもらう
といった形で、自分の機種でのやり方だけ覚えるくらいで十分です。
一日に一度、寝る前などに
「今日はどんなアプリを開きっぱなしにしているかな」と見直すだけでも、
動きの重さは少しずつ変わってきます。
スマホ本体のストレージ(容量)がいっぱいになっていないか確認する
スマホの中には、写真や動画、アプリ、受信したファイルなど、
さまざまなデータが保存されています。
この保存できる量のことをストレージ(容量)と呼びます。
このストレージがいっぱいに近づいてくると、
- アプリの起動が遅くなる
- 画面の切り替えに時間がかかる
- 通信も遅く感じられる
といった症状が出やすくなります。
まずは設定アプリから、
- 容量
- ストレージ
- デバイスケア
といった項目を探してみてください。
そこに「○GB中 ○GB 使用中」など、
どれくらい使っているかが表示されていることが多いです。
目安として、空き容量がほとんど残っていない状態だと、
動きが重くなりやすいと言えるでしょう。
表示の意味が分かりにくいときは、
- その画面をスクリーンショットに取って家族に見せる
- ショップやサポート窓口で、その画面を開いた状態で相談する
という形でも大丈夫です。
まずは「自分のスマホがどのくらい埋まっているのか」を知るだけでも、
今後の片付け方やアプリ整理の方針が立てやすくなります。
写真・動画・使っていないアプリを少しずつ片付ける
ストレージがいっぱいになりやすい原因の多くは、
- 写真・動画がたくさん溜まっている
- ほとんど使っていないアプリがそのまま残っている
といったところにあります。
ただ、いきなり全部を整理しようとすると、
時間もかかりますし、疲れてしまいやすいでしょう。
そこで、少しずつ片付けるという考え方がおすすめです。
例えば、
- 今日は写真を10枚だけ見直して、いらないものを消す
- 1週間に一度、「最近まったく使っていないアプリ」がないかだけ確認する
- 似た写真が何枚もある場合は、気に入った1枚だけ残す
といったペースで十分です。
使っていないアプリは、アイコンを長押しして
「アンインストール」「削除」などのメニューから削除できます。
ただし、消してよいか不安なときは、
- 本当に使っていないか
- 再度必要になったときに、またインストールできるか
を家族や詳しい人に一度確認してから進めると安心でしょう。
写真や動画についても、
残しておきたいものが多い場合は、
- パソコンに移しておく
- クラウドサービスのような保管場所を家族に相談する
という方法もあります。
一気に完璧を目指す必要はありません。
「今週はここまで片付けられた」と思えれば、それだけでも前進です。
少しずつ空き容量が増えていくと、
アプリの動きや通信の体感速度も、徐々に変わっていくはずです。
アプリの自動再生・自動ダウンロードを控えて軽くする
スマホが重く感じられる原因の一つに、
アプリの自動再生や自動ダウンロードがあります。
たとえば、
- SNSやニュースアプリを開くと、自動で動画が再生される
- アプリやゲームの更新が、裏側で自動的に行われている
- 写真や動画が高画質のまま自動で読み込まれる
こうした動きが重なると、
- 通信量が一気に増える
- スマホ本体の負担も増える
結果として、通信もアプリの動きも遅く感じられやすくなります。
そこで、時間のあるときに、よく使うアプリの設定画面から
- 動画の自動再生
- 高画質の読み込み
- バックグラウンドでの自動更新・自動ダウンロード
といった項目を探し、必要以上の自動動作を減らすことを検討してみてください。
たとえば、
- 動画は「タップしたときだけ再生」にする
- アプリの更新は「Wi-Fi接続時のみ」にする
- 写真の読み込みは「標準画質」にする
といった設定にしておくだけでも、
通信の負担が軽くなり、体感速度も改善しやすくなります。
設定画面は分かりにくい表現も多いため、
無理に全部を理解しようとしなくても大丈夫です。
どうしても不安な場合は、
- 変更前に画面を写真に撮っておく
- 何を変えたかをメモしておき、うまくいかなければ元に戻す
というやり方を取れば、安心して試せるでしょう。
スマホやアプリの軽量化は、
一度にすべてをやる必要はありません。
アプリ終了・容量チェック・自動再生の見直しといったポイントを、
できそうなところから一つずつ取り入れていくことで、
通信トラブルも含めた「重さ」のストレスは、確実に減らしていけるはずです。
次の章では、通信量の使いすぎを防ぐ設定と、
自宅ではできるだけWi-Fiを優先する考え方について整理していきます。
通信量の使いすぎを防ぐ設定と「Wi-Fi優先」の考え方
契約しているデータ容量と、今どれくらい使っているかを把握する
モバイル回線(4G・5G)で通信が急に遅くなる原因の一つに、速度制限があります。
契約しているデータ容量を使い切ると、月末まで意図的に速度が落とされる仕組みです。
まずは、
- 自分が何ギガのプランを契約しているのか
- 今月どれくらい使っているのか
を一度確認しておくと安心です。
確認の方法としては、
- 通信会社の専用アプリやマイページを見る
- 毎月届くお知らせメールや請求書の内容を確認する
- ショップに行ったときに、現在の契約内容を紙にしてもらう
といったやり方があります。
一人で不安なときは、家族と一緒にアプリを開いてもらいながら、
画面のどこを見ればよいか教えてもらう形でも良いと思います。
目安として、
- 毎月ギガが余りがちなのか
- 毎月のように上限近くまで使ってしまうのか
を把握しておくと、
動画の見方や外出先での使い方を調整しやすくなります。
速度制限がかかっているかどうかも、
マイページやお知らせで表示されることが多いので、
通信が急に遅くなったときは、一度そこを確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
モバイル回線での大きなデータ通信(動画・アプリ更新)を控える設定
通信量を大きく消費しやすいのは、
- 高画質の動画視聴
- アプリの自動更新
- 大きなファイルのダウンロード
といった動きです。
外出先でモバイル回線のままこれらを行うと、
あっという間にギガを使い切ってしまうこともあります。
そこで役に立つのが、モバイル回線での大きな通信を控える設定です。
代表的な工夫としては、
- 動画アプリの画質を「自動」ではなく「標準」や「低め」にしておく
- アプリの更新は「Wi-Fi接続時のみ」に設定しておく
- 写真や動画のバックアップも、Wi-Fiにつながっているときだけにする
といったものがあります。
設定画面の中には難しい言葉も多いので、
すべてを理解する必要はありません。
よく分からない項目はそのままにしておき、
気になるところだけ家族や詳しい人に相談しながら進めれば十分です。
大事なのは、
- 外ではできるだけ軽い使い方を意識する
- 大きなデータを使う操作は、自宅などWi-Fiがある場所に回す
という全体の考え方です。
これだけでも、速度制限にかかるリスクをかなり減らせます。
自宅ではできるだけWi-Fiを使うようにしておく
通信量の使いすぎを防ぐうえで、とても効果的なのが
自宅ではできるだけWi-Fiを使うという習慣です。
Wi-Fiにつながっている状態であれば、
動画を見たり、アプリを更新したりしても、
モバイル回線のギガは消費されません。
自宅でスマホを使うときには、
- まず Wi-Fi マークが表示されているか確認する
- 表示がない場合は、Wi-Fi設定で自宅のネットワークを選び直す
- 一度つなげば、次回からは自動でつながるようにしておく
といった流れを、家族や詳しい人と一緒に確認しておくと安心です。
また、外出先から帰ってきたときに、
- 玄関やリビングで、ちらっと画面上の Wi-Fi マークを見る
という習慣をつけておくと、
自宅にいるのにモバイル回線のまま動画を見てしまう、
といったミスも減らしやすくなります。
自宅ではWi-Fi優先、外ではモバイル回線を大事に使う、
というシンプルなルールだけでも、
通信量の不安はかなり軽くしていけるでしょう。
公共の無料Wi-Fiを使うときに気をつけたいポイント(安全面も軽く触れる)
駅やカフェ、商業施設などには、
無料で使えるWi-Fiが用意されていることも増えています。
上手に使えば、モバイル回線の節約につながりますが、
安全面で気をつけたい点もあることを知っておくと安心です。
公共のWi-Fiを使うときのポイントとしては、
- 分からない名前のWi-Fiには、むやみに接続しない
- パスワードがまったく設定されていないWi-Fiでは、重要な操作をしない
- 金融機関のサイトやネットショッピングなど、大事な情報の入力は控える
といった点が挙げられます。
どうしても使いたい場合は、
- ニュースを読む
- 地図を確認する
- 動画を少し見る
といった、比較的リスクの低い用途に限る意識を持っておくとよいでしょう。
また、無料Wi-Fiにつなごうとして設定を触りすぎると、
自宅のWi-Fiやモバイル回線の設定まで分からなくなってしまうこともあります。
設定画面をあれこれいじる前に、
本当に必要な場面かどうかを一度考えてみてください。
不安が強い場合は、無理に公共のWi-Fiに頼らず、
- 自宅でWi-Fiを使う時間をうまく活用する
- 外ではギガの使い方を少し控えめにする
といった方向で調整していくほうが、
結果として安心して使い続けやすいかもしれません。
通信量の使いすぎを防ぐ工夫は、
細かい設定を完璧に覚えるというより、
どこでWi-Fiを優先するか、モバイル回線では何を控えるかを
ざっくり決めておくことが重要です。
次の章では、それでも解決しない場合にどこへ相談すればよいか、
一人で抱え込まないための相談先や判断基準について整理していきます。
それでも改善しないときの相談先と、無理をしない判断基準
家族や身近な人に画面を見せて、一緒に原因を探してもらう
ここまでの対処を試してみても
「やっぱりよく分からない」「不安が残る」と感じるときは、
一人で抱え込まずに、家族や身近な人に画面を見てもらうところから始めてよいと思います。
ポイントは、言葉だけで説明しようとせず、
次のように「実際の画面」を一緒に確認してもらうことです。
- 通信が遅いと感じたときのアプリやサイトを開いて見せる
- 画面上のアンテナや Wi-Fi マークの状態を一緒に見る
- 設定画面の「容量」や「データ通信量」のページを開いて見せる
「この画面のどこを見ればいいか分からない」
「ここに出ている数字の意味を教えてほしい」
といった聞き方で十分です。
また、うまく説明できるか不安なときは、
事前にメモを用意しておくと安心です。
- いつごろから遅いと感じるか(例:今月に入ってから、夜だけ など)
- 自宅だけか、外出先でも遅いか
- 動画だけ遅いのか、すべてのサイトが遅いのか
こうした情報があると、家族や身近な人も状況を理解しやすくなります。
「こんなことを聞いて迷惑ではないか」と気にしすぎないことも大事です。
通信の設定やプランは、若い世代でも迷うことが多い分野です。
分からないところは、画面を見せながら一緒に考えてもらうくらいがちょうどよいでしょう。
契約している通信会社・インターネット会社に問い合わせるタイミング
家族や身近な人と見ても分からない場合や、
「これは回線や契約の問題かもしれない」と感じた場合は、
通信会社やインターネット会社に相談してみるタイミングかもしれません。
問い合わせを考えたい場面の目安としては、次のような状況があります。
- 自宅のどの機器でも、いつも決まった時間帯に極端に遅くなる
- 以前は問題なかった場所で、急に電波が弱くなったり切れたりする
- 月の途中から急に遅くなり、速度制限のお知らせが届いている
- 回線やルーターに関するエラーメッセージが出ている
これらに当てはまるときは、
自分やスマホの問題というより、
契約内容や回線側の事情が関係している可能性が高くなります。
問い合わせる際は、
- 契約している電話番号や会員番号
- よく使う場所(自宅の住所、よく行くエリア)
- いつごろから、どのような遅さを感じているか
をあらかじめ手元に用意しておくと、話がスムーズに進みます。
電話での相談が苦手な場合は、
- ショップの窓口で対面で相談する
- 家族に同席してもらう
- 公式サイトのチャットや問い合わせフォームを利用する
といった方法も選べます。
「どう伝えればよいか分からない」と感じる場合は、
この記事で整理してきた内容や、自分で書き出したメモを見せながら説明するとよいでしょう。
ショップやサポート窓口で相談するときに準備しておく情報
ショップやサポート窓口に相談に行く前に、
最低限これだけはメモしておくと安心というポイントを整理しておきます。
例えば、次のような情報です。
- いつから遅いと感じるか
→ 例:1週間前から、今月に入ってから、半年くらい前から など - どこで遅くなるか
→ 自宅だけなのか、自宅と職場の両方か、外出先全般か - 何をしているときに遅いか
→ 動画だけなのか、すべてのサイトが遅いのか、特定のアプリだけか - 自分で試した対処
→ ルーターの電源の入れ直し、スマホの再起動、場所を変えた など
これらをメモ帳に書いて持っていったり、
家族にスマホのメモアプリに打ち込んでもらったりしておくと、
ショップの担当者も状況を把握しやすくなります。
当日は、
- スマホ本体
- 契約書や請求書(分かる範囲で)
- 自宅の回線工事の書類(あれば)
を持って行くと、より具体的な案内を受けられることが多いです。
窓口では、分からない専門用語が出てくるかもしれません。
理解できなかったときは、
- 今の説明を、もう少しゆっくり言い直してもらう
- 紙に書いてもらう
- 家に帰って家族と見られるよう、説明を書いたメモをもらう
といったお願いをしても問題ありません。
サポート窓口は「困っている人が相談する場所」です。
遠慮しすぎず、分からないことは分からないと伝えてよいでしょう。
無理に自分だけで解決しようとせず、できる範囲で諦める選択肢も持つ
通信の問題は、すべてを自分の力だけで解決できるとは限りません。
どうしても回線やエリアの事情で、
特定の場所では速度が出づらいケースも存在します。
その場合に大切なのは、
「完璧に直さなければいけない」と自分を追い込みすぎないことです。
例えば、
- どうしても遅くなる時間帯は、動画ではなく文字中心のサイトを見るようにする
- 大事な連絡や手続きは、自宅の Wi-Fi が安定している時間帯にまとめて行う
- 特定の場所で使いにくいと分かったら、そこで無理に動画を見ない
といった工夫でも、ストレスをかなり減らせます。
また、色々試しても原因がはっきりしないときは、
- 今日はこれ以上悩まない
- また後日、家族やショップに相談すると決めて、いったん手を離す
という「区切りをつける」考え方も必要です。
通信の遅さにイライラしてしまうと、
スマホそのものが嫌になってしまうこともあります。
そうなる前に、
- 自分にできることはここまで
- それ以上はプロや家族に任せる
という線引きを持っておくと、心が少し楽になります。
無理に一人で抱え込まなくてよい。
完璧を求めすぎなくてよい。
そう考えながら、できる範囲の対処と相談を組み合わせていけば、
通信トラブルとうまく付き合っていけるはずです。
次のまとめでは、ここまでのポイントを整理しつつ、
今日からできる小さな見直しを一つ決めるためのヒントをお伝えしていきます。
まとめ|通信トラブルは「順番に確認すればこわくない」
この記事で紹介したチェック手順と軽量化のポイントの振り返り
ここまで、スマホの通信が遅い・固まるときに
どこから見直せばよいかを順番に整理してきました。
あらためて、ポイントを簡単に振り返っておきます。
- 通信が遅い原因は、スマホ本体だけでなく
Wi-Fi・モバイル回線・時間帯・場所・容量不足など、いくつかが重なっていることが多い - 「本当に通信が遅いのか」を確かめるために、
いつも使うサイトや他のアプリでも同じように遅いかを落ち着いて確認する - 自宅のWi-Fiが怪しいときは、
ルーターの電源入れ直し、配線確認、設置場所の見直し、家族の使い方の確認が役に立つ - 外出先でモバイル回線が不安定なときは、
電波マークと 4G/5G 表示の確認、機内モードのオン・オフ、再起動、場所を変えてみるといった基本対処が有効 - スマホやアプリが重いと感じる場合は、
使っていないアプリの終了、ストレージ容量の確認、写真・動画の整理、
自動再生や自動ダウンロードを控えることで、動きが軽くなりやすい - 通信量の使いすぎを防ぐには、
契約しているギガ数と今の使用量を把握し、
大きなデータ通信はできるだけWi-Fi環境で行うという「Wi-Fi優先」の考え方が大切 - それでも解決が難しい場合は、
家族や通信会社、ショップのサポートに頼り、
一人で抱え込まないことが大事になる
どの対処法も、特別な知識がなくても
少しずつ試しやすい内容ばかりです。
「順番に確認していけばよい」と分かっていれば、
通信トラブルそのものも、以前よりこわく感じにくくなっていくはずです。
今日からできる一つの見直し(例:文字サイズ調整・ルーター電源入れ直し)を決める
とはいえ、ここで紹介した内容を
一度にすべてやろうとすると、負担が大きく感じられるかもしれません。
そこで、この記事を読み終えたタイミングで
「今日から試すのはこれ一つ」と決めてしまうのがおすすめです。
例えば、次のような選び方でも十分です。
- 自宅で通信が不安定だと感じる方は
→ 今日はルーターの電源を入れ直し、配線と設置場所だけ見直してみる - スマホの動き全体が重いと感じる方は
→ 寝る前に、使っていないアプリを数個だけ終了してみる - 通信量が気になる方は
→ 契約中のデータ容量と今月の使用量を、家族と一緒にマイページで確認してみる - 外出先でよく固まると感じる方は
→ 電波マークと 4G/5G 表示をチェックする習慣をまず身につけてみる
どれも、数分あればできる内容です。
今日一つできれば、明日もう一つ増やしてみる。
そのように階段を上るような気持ちで取り組んでいけば十分でしょう。
大切なのは、「何もできなかった」と感じて終わらせないことです。
小さくても一つ行動できれば、
それは通信トラブルに対する不安を減らす、確かな一歩になります。
通信が遅くても「自分のペースで使ってよい」と考えることの大切さ
最後にお伝えしたいのは、
スマホやインターネットは「自分のペースで使ってよい道具」だということです。
通信が遅くなったときに、
- すぐに解決できない自分がいけない
- もっと詳しくならなければいけない
と感じてしまう方もいるかもしれません。
ですが、回線やエリア、時間帯の混雑など、
自分ではどうにもできない要素も多く含まれています。
そのため、
- 通信が不安定な場所では、無理に動画を見ようとしない
- 大事な手続きや長い文章のやり取りは、なるべく自宅のWi-Fiが安定しているときに行う
- どうしても分からないことは、家族やショップに相談すると決めておく
といった形で、
「できる範囲」と「任せる範囲」を分けてしまうことも、
安心して使い続けるための大事な工夫です。
通信が遅くても、
読むだけで終わる日があっても構いません。
動画を控えて、ニュースだけ見る日があってもよいでしょう。
大切なのは、
不安やイライラでスマホそのものが嫌になってしまう前に、
この記事で紹介したような「順番に落ち着いて確認する」「小さな見直しを一つだけ決める」
という姿勢を持つことです。
通信トラブルは、誰にでも起こり得るものです。
完璧を目指さず、自分のペースで向き合っていけばよいと考えながら、
今日できそうな一つの対処から、少しずつ取り入れてみてください。



